久しぶりに科学的好奇心を書き立てられた本を読みました。
その名も
某DAN氏のBLOGがきっかけで読み始めましたが、帯のあおり文句どおり
「読み始めたらとまらなかった」
ですよ。
個人的に今年(まだはやいですがw)読んだ本のNO1をあげたいくらいです!!
タイトルは堅苦しいですが、内容はプロジェクトX風味。
半分は登場人物のドラマになっているので、生物学の知識がなくても、それほど苦労せずに読める内容です。生命に対する価値観がかなり変わりました。目からうろこです。
昔々、物理をやっていた関係で、「生命がどうやって秩序を保っているか?」ということを長年疑問に思っていたんですが、この本を読んでちょびっとだけ謎が解けました。
江戸の火消し達のように壊れる前に壊しているんですね。
「破壊と再生」
これが真理みたいです。それに加えて
「流れる水は腐らない」
常に新しい部品を取り込むことで、秩序を保っています。
流れが止まった水=死 ということです。
最後に印象的なフレーズで閉めたいと思います。
「生物それ自身に、時間の流れが刻み込まれている」
まぁ読め
2007年6月27日水曜日
生物とは?
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