まぁ読め

2007年6月27日水曜日

生物とは?

久しぶりに科学的好奇心を書き立てられた本を読みました。

その名も



「生物と無生物の間」





某DAN氏のBLOGがきっかけで読み始めましたが、帯のあおり文句どおり
「読み始めたらとまらなかった」
ですよ。
個人的に今年(まだはやいですがw)読んだ本のNO1をあげたいくらいです!!


タイトルは堅苦しいですが、内容はプロジェクトX風味。
半分は登場人物のドラマになっているので、生物学の知識がなくても、それほど苦労せずに読める内容です。生命に対する価値観がかなり変わりました。目からうろこです。


昔々、物理をやっていた関係で、「生命がどうやって秩序を保っているか?」ということを長年疑問に思っていたんですが、この本を読んでちょびっとだけ謎が解けました。
江戸の火消し達のように壊れる前に壊しているんですね。

「破壊と再生」

これが真理みたいです。それに加えて

「流れる水は腐らない」

常に新しい部品を取り込むことで、秩序を保っています。
流れが止まった水=死 ということです。


最後に印象的なフレーズで閉めたいと思います。


「生物それ自身に、時間の流れが刻み込まれている」

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